JFの外食市場動向調査(2016年6月度) (2016/09/05)
<全体概況>
6月は、北海道を除き全国的に気温が高かったことや関東で降水量が少なかったことなどが、外食需要にプラスとなり、全体の売り上げは102.0%と、7ヵ月連続して前年を上回った。ファーストフードは引き続き好調(売り上げ104.8%)、また、ファミリーレストランはお得なランチなど価格訴求力のあるメニュー提供により回復傾向となった(売り上げ100.4%)。
<業態別概況>
■ファーストフード業態
・全体売り上げは104.8%と前年を上回った。
・「洋風」は、各社まちまちであったが、キャンペーンメニューが牽引し売り上げは105.9%となった。「和風」は、クーポンやキャンペーンが客数増に貢献し売り上げは107.8%となった。「麺類」は、高気温の日に夏メニューが好調で売り上げは106.7%と堅調。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、店舗減などから97.9%と前年を下回った。「その他」は、アイスクリームもカレーも客数は伸びなかったが、値上げや付加価値メニューの訴求等で客単価が上昇、売り上げは前年比102.4%となった。
■ファミリーレストラン業態
・全体売り上げは回復傾向にあり、100.4%と前年を上回った。
・業種別では、「洋風」は、価格訴求力のあるメニューは好調であったが、店舗減で売り上げはほぼ前年並みの99.4%、「和風」はランチ時間帯などが堅調で101.1%、「中華」は店舗削減等で99.6%となった。「焼き肉」は、大学生等限定の学割キャンペーンなどが奏功し、売り上げは105.1%と引き続き前年を上回った。
■パブ・居酒屋業態
・景況感が優れない中、飲酒業態は振るわず、「パブ・ビアホール」は、売り上げは99.3%と2カ月連続で前年を下回った。「居酒屋」は店舗削減の影響で88.4%と依然として前年比減が続いている。
■ディナーレストラン業態
・価格が低めのメニューが好まれる傾向が出始め客単価を下げているが、店舗数の増加により売り上げは102.8%となった。
■喫茶業態
・ショッピングセンターや百貨店等の商業施設立地の店が引き続き振るわなかったものの、新メニューの投入等で客単価が上がり、売り上げは101.1%と前年を上回った。
6月は、北海道を除き全国的に気温が高かったことや関東で降水量が少なかったことなどが、外食需要にプラスとなり、全体の売り上げは102.0%と、7ヵ月連続して前年を上回った。ファーストフードは引き続き好調(売り上げ104.8%)、また、ファミリーレストランはお得なランチなど価格訴求力のあるメニュー提供により回復傾向となった(売り上げ100.4%)。
<業態別概況>
■ファーストフード業態
・全体売り上げは104.8%と前年を上回った。
・「洋風」は、各社まちまちであったが、キャンペーンメニューが牽引し売り上げは105.9%となった。「和風」は、クーポンやキャンペーンが客数増に貢献し売り上げは107.8%となった。「麺類」は、高気温の日に夏メニューが好調で売り上げは106.7%と堅調。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、店舗減などから97.9%と前年を下回った。「その他」は、アイスクリームもカレーも客数は伸びなかったが、値上げや付加価値メニューの訴求等で客単価が上昇、売り上げは前年比102.4%となった。
■ファミリーレストラン業態
・全体売り上げは回復傾向にあり、100.4%と前年を上回った。
・業種別では、「洋風」は、価格訴求力のあるメニューは好調であったが、店舗減で売り上げはほぼ前年並みの99.4%、「和風」はランチ時間帯などが堅調で101.1%、「中華」は店舗削減等で99.6%となった。「焼き肉」は、大学生等限定の学割キャンペーンなどが奏功し、売り上げは105.1%と引き続き前年を上回った。
■パブ・居酒屋業態
・景況感が優れない中、飲酒業態は振るわず、「パブ・ビアホール」は、売り上げは99.3%と2カ月連続で前年を下回った。「居酒屋」は店舗削減の影響で88.4%と依然として前年比減が続いている。
■ディナーレストラン業態
・価格が低めのメニューが好まれる傾向が出始め客単価を下げているが、店舗数の増加により売り上げは102.8%となった。
■喫茶業態
・ショッピングセンターや百貨店等の商業施設立地の店が引き続き振るわなかったものの、新メニューの投入等で客単価が上がり、売り上げは101.1%と前年を上回った。