JFの外食市場動向調査(2009年2月度) (2009/04/14)
<全体概況>
2月度売上状況は、前年が閏年のため、全店ベースによる全業態トータルで前年同月比98%と、昨年9月に前年割れして以来の前年割れとなった。客単価が101.2%と前年を上回ったが、客数は96.8%と前年割れとなったため、客単価の伸びで客数減少分を補えなかった。
業態別では、低価格のファーストフード業態が売上前年同月比102.5%と堅調に推移し、全体の数字を牽引している。
店舗数前年比も99.8%と前年の8月以来の前年割れとなったが、ファーストフード業態の和風チェーンや麺類チェーンでは景気後退による不動産賃料の低下等を好機として、積極出店へと転じる動きも見られる。
<業態別概況>
■ファーストフード業態
・売上は102.5%と閏年の影響を除けば、堅調に推移している。麺類チェーンや和風チェーンでは店舗数の大幅な伸びを反映し、売上前年同月比もそれぞれ108.6%、103.6%と好調に推移した。一方、洋風チェーンは店舗数99.5%と前年並みだが、定番商品の堅調な売上と投入した新商品が好調に推移したため、売上前年同月比102.1%と前年より伸びた。和風チェーンは前述の積極出店に加え、キャンペーンなどの販促効果が売上の伸びに寄与した。
■ファミリーレストラン業態
・売上は94%と閏年の影響もあり前年を大きく下回る。中華チェーンは店舗数前年同月比が90.2%と大幅割れをしているが、売上前年比は97%と比較的好調に推移した。
■パブ・居酒屋業態
・売上、客数とも93.8%と前年割れとなった。居酒屋チェーンでは、送別会などの宴会需要が4週目以降から入り始めてきたため売上前年同月比95.3%とやや持ち直す。一方、パブ・ビアホールは店舗数が87.1%と前年を大きく割り込んだ影響もあり、売上前年同月比も88.3%と大幅に下がった。
■ディナーレストラン業態
・売上前年同月比89.2%と閏年の影響を大きく受けている。
■喫茶業態
・売上は95.6%と閏年の影響を除けばほぼ前年並み。客単価は相変わらず106.4%と上昇している。
2月度売上状況は、前年が閏年のため、全店ベースによる全業態トータルで前年同月比98%と、昨年9月に前年割れして以来の前年割れとなった。客単価が101.2%と前年を上回ったが、客数は96.8%と前年割れとなったため、客単価の伸びで客数減少分を補えなかった。
業態別では、低価格のファーストフード業態が売上前年同月比102.5%と堅調に推移し、全体の数字を牽引している。
店舗数前年比も99.8%と前年の8月以来の前年割れとなったが、ファーストフード業態の和風チェーンや麺類チェーンでは景気後退による不動産賃料の低下等を好機として、積極出店へと転じる動きも見られる。
<業態別概況>
■ファーストフード業態
・売上は102.5%と閏年の影響を除けば、堅調に推移している。麺類チェーンや和風チェーンでは店舗数の大幅な伸びを反映し、売上前年同月比もそれぞれ108.6%、103.6%と好調に推移した。一方、洋風チェーンは店舗数99.5%と前年並みだが、定番商品の堅調な売上と投入した新商品が好調に推移したため、売上前年同月比102.1%と前年より伸びた。和風チェーンは前述の積極出店に加え、キャンペーンなどの販促効果が売上の伸びに寄与した。
■ファミリーレストラン業態
・売上は94%と閏年の影響もあり前年を大きく下回る。中華チェーンは店舗数前年同月比が90.2%と大幅割れをしているが、売上前年比は97%と比較的好調に推移した。
■パブ・居酒屋業態
・売上、客数とも93.8%と前年割れとなった。居酒屋チェーンでは、送別会などの宴会需要が4週目以降から入り始めてきたため売上前年同月比95.3%とやや持ち直す。一方、パブ・ビアホールは店舗数が87.1%と前年を大きく割り込んだ影響もあり、売上前年同月比も88.3%と大幅に下がった。
■ディナーレストラン業態
・売上前年同月比89.2%と閏年の影響を大きく受けている。
■喫茶業態
・売上は95.6%と閏年の影響を除けばほぼ前年並み。客単価は相変わらず106.4%と上昇している。