JFの外食市場動向調査(2008年5月度) (2008/06/26)
<全体概況>
新規店も含めた全店ベースによる全業態トータルの5月度売上状況は、前年同月比101.2%と前年を1.2%上回った。今年の5月は昨年に比べ特に東京で雨天日数が多かったものの、気温は前年と同様に安定していた。休日の日数が1日多かった影響で、前月に比べると来客数が増えた。既存店売上も99.2%とほぼ前年並みに推移した。食品等の値上げ報道などが影響し、外食を控える傾向が見られるとの声もあるが、折り込み広告によるクーポンやスタンプキャンペーンなどの販促活動が奏功し、客数をのばしている企業もある。
<業態別概況>
■ファーストフードの業態は、売上は全店ベースで102.6%と客単価の上昇と客数の増加により前年を上回った。既存店ベースでも100.4%と前年を上回った。業種別では特に麺類が、店舗数と客数の増加により売上113.3%と前月に引き続き前年を大きく上回った。また、持ち帰り米飯/回転寿司も客数の増加により売上105.0%と前年を大幅に上回った。
■ファミリーレストランの業態では、全店ベース売上は99.5%と前年を下回ったが、前月に比べると3.1ポイント改善している。既存店ベースでは客単価100.9%と前年を上回ったものの、客数の減少により売上は97.3%と前年を下回った。業態別では中華が客数の増加により全店ベース売上104.0%と前年を上回った。
■パブ・居酒屋の業態は、売上は全店ベース101.6%、既存店ベース101.1%と共に前年を上回った。客数は前年を下回ったものの、客単価は103.9%と前年を上回った。業態別では居酒屋が客単価の上昇と客数が徐々に回復していることにより、全店・既存店共に売上は前年を上回った。
■ディナーレストランの業態は、全店ベースの売上は99.9%とほぼ前年並みに推移した。客単価は若干減少したものの、客数は100.5%と前年を上回った。既存店では客数の減少により売上は前年を下回ったが、客単価100.7%と前年を上回った。
■喫茶の業態は、売上は全店ベースで103.0%、既存店ベースでも100.5%と前年を上回った。前月に引き続き客単価が上昇したことと全店ベースでの店舗数の増加が売上増につながった。
新規店も含めた全店ベースによる全業態トータルの5月度売上状況は、前年同月比101.2%と前年を1.2%上回った。今年の5月は昨年に比べ特に東京で雨天日数が多かったものの、気温は前年と同様に安定していた。休日の日数が1日多かった影響で、前月に比べると来客数が増えた。既存店売上も99.2%とほぼ前年並みに推移した。食品等の値上げ報道などが影響し、外食を控える傾向が見られるとの声もあるが、折り込み広告によるクーポンやスタンプキャンペーンなどの販促活動が奏功し、客数をのばしている企業もある。
<業態別概況>
■ファーストフードの業態は、売上は全店ベースで102.6%と客単価の上昇と客数の増加により前年を上回った。既存店ベースでも100.4%と前年を上回った。業種別では特に麺類が、店舗数と客数の増加により売上113.3%と前月に引き続き前年を大きく上回った。また、持ち帰り米飯/回転寿司も客数の増加により売上105.0%と前年を大幅に上回った。
■ファミリーレストランの業態では、全店ベース売上は99.5%と前年を下回ったが、前月に比べると3.1ポイント改善している。既存店ベースでは客単価100.9%と前年を上回ったものの、客数の減少により売上は97.3%と前年を下回った。業態別では中華が客数の増加により全店ベース売上104.0%と前年を上回った。
■パブ・居酒屋の業態は、売上は全店ベース101.6%、既存店ベース101.1%と共に前年を上回った。客数は前年を下回ったものの、客単価は103.9%と前年を上回った。業態別では居酒屋が客単価の上昇と客数が徐々に回復していることにより、全店・既存店共に売上は前年を上回った。
■ディナーレストランの業態は、全店ベースの売上は99.9%とほぼ前年並みに推移した。客単価は若干減少したものの、客数は100.5%と前年を上回った。既存店では客数の減少により売上は前年を下回ったが、客単価100.7%と前年を上回った。
■喫茶の業態は、売上は全店ベースで103.0%、既存店ベースでも100.5%と前年を上回った。前月に引き続き客単価が上昇したことと全店ベースでの店舗数の増加が売上増につながった。