電磁調理器のお話-2 (2006/02/08)
業務用の電磁調理器では使用できる鍋が限られています。先日お話したように電磁調理器は磁力線を発生させて鍋に高周波電流を流すために、電流が流れることが出来ない鍋は基本的には使用できません。
使用できる材質として、鉄・ホーロー・ステンレス(18-0、18-8、18-10)・鋳物・多層構造など磁石が吸い付く鍋が対応となります。
また電磁調理器の天板は一般的に6ミリ程度の平らなセラミックプレートを使用し絶縁していますので鍋の形状も底が平らで直径が2KW出力タイプの機器で約16~26cm、3KWまたは5KW出力タイプの機器で約22~36cmぐらいの鍋が適正とされています。
ですから底が丸くなった中華鍋などは電磁波が一ヶ所に集中してしまうのでお薦めできません。
また、よくお客様のところで見受けられることは、電磁調理器の火力が強いために底板の厚みの浅い鍋(よくホームセンターなどで廉価に売られている鍋など)を長い期間使用されていると鍋底がボコボコになっていることがあります。
その状況で使用されていますと、先ほどの中華鍋と同じでフラックスという電磁波の当たりにバラつきが出できて上手く加熱されないばかりか、機器にも負担がかかり故障の原因にもなります。
業務用の電磁調理器には重いですが基本的には業務用のIH対応鍋を使用されることをお薦めします。
余談ですが、最近家庭用ではアルミ鍋でも対応できる調理器が開発されていますが、現在までのところ業務用では出でおりません。
ということでアルミ製の鍋は電磁調理器には使用できません。
使用できる材質として、鉄・ホーロー・ステンレス(18-0、18-8、18-10)・鋳物・多層構造など磁石が吸い付く鍋が対応となります。
また電磁調理器の天板は一般的に6ミリ程度の平らなセラミックプレートを使用し絶縁していますので鍋の形状も底が平らで直径が2KW出力タイプの機器で約16~26cm、3KWまたは5KW出力タイプの機器で約22~36cmぐらいの鍋が適正とされています。
ですから底が丸くなった中華鍋などは電磁波が一ヶ所に集中してしまうのでお薦めできません。
また、よくお客様のところで見受けられることは、電磁調理器の火力が強いために底板の厚みの浅い鍋(よくホームセンターなどで廉価に売られている鍋など)を長い期間使用されていると鍋底がボコボコになっていることがあります。
その状況で使用されていますと、先ほどの中華鍋と同じでフラックスという電磁波の当たりにバラつきが出できて上手く加熱されないばかりか、機器にも負担がかかり故障の原因にもなります。
業務用の電磁調理器には重いですが基本的には業務用のIH対応鍋を使用されることをお薦めします。
余談ですが、最近家庭用ではアルミ鍋でも対応できる調理器が開発されていますが、現在までのところ業務用では出でおりません。
ということでアルミ製の鍋は電磁調理器には使用できません。