あと2、3週間もすればコンビニエンスストアのレジ近くに並ぶ商品があります。それは「おでん」です。おでんは俳句の季語では冬なのですが、コンビニのおでん商戦は盛夏から始まります。真夏に湯気の立つおでんを食べる人がいるのでしょうか。狭い売り場に売れない商品を並べないのがコンビニの鉄則ですから、この時期のおでんは売れ筋商品なのです。
では、どんな時にコンビニのおでんを食べるのでしょうか。その答えは日中の温度と夜の温度の気温差です。
立秋(今年は8月7日)を過ぎる頃になると、日中は猛烈な暑さが続いても夜になると熱帯夜にならず、涼しい日もあります。この温度差を消費者が肌で感じ出すと「温かいものを食べたくなる」のだそうです。
この時にコンビニの店頭にちゃんとおでんが用意されていれば売り上げ増が期待できます。真夏のおでん商戦。メルマガの読者の皆さんもいつの間にかおでんをほお張っている日がもう間もなくやってくるはずです。
(日経MJ 田中 陽)
では、どんな時にコンビニのおでんを食べるのでしょうか。その答えは日中の温度と夜の温度の気温差です。
立秋(今年は8月7日)を過ぎる頃になると、日中は猛烈な暑さが続いても夜になると熱帯夜にならず、涼しい日もあります。この温度差を消費者が肌で感じ出すと「温かいものを食べたくなる」のだそうです。
この時にコンビニの店頭にちゃんとおでんが用意されていれば売り上げ増が期待できます。真夏のおでん商戦。メルマガの読者の皆さんもいつの間にかおでんをほお張っている日がもう間もなくやってくるはずです。
(日経MJ 田中 陽)
<全体概況>
4月は、前年より休日数が1日少なく、また、第1週の週末には “爆弾低気圧”が日本の広い範囲に暴風や大雨をもたらし、FRや持ち帰り米飯・回転寿司、アイスクリーム等の業態に影響したが、全体客数は102.0%と前年を上回り、全体売上はほぼ前年並みの99.7%となった。
<業態別概況>
■ファーストフード業態
・全体売上は99.7%とほぼ前年並みであった。洋風は、客単価が下がり、売上高は97.6%と前年を下回った。
・和風は、客単価が下がったものの、客数が108.3%と大幅に増加、売上は5カ月ぶりに前年を上回り106.6%となった。麺類も客単価が落ちたものの、出店効果などで引き続き好調に推移した。持ち帰り米飯・回転寿司は、比較的高単価の花見需要が3月に前倒しとなり客数が減少、売上高も前年より3ポイント下回った。その他は荒天と低気温の影響でアイスクリームが不調、売上高は97.5%にとどまった。
■ファミリーレストラン業態
・全体売上高は99.7%とほぼ前年並みであった。洋風は、休日数減及び月初めの悪天候の影響が大きく、客数、売上高ともに96.9%となった。和風は引き続き堅調であったが、中華は、9ヵ月ぶりに前年を下回る売上高となった。焼き肉は、引き続き客足が好調で売上高は109.4%となった。
■パブ・居酒屋業態
・全体売上高は97.5%と前年を下回ったが、パブ・ビヤホールは繁華街での回復が目立ち好調、売上高は102.8%となった。一方、居酒屋は、天候不順の影響もあり売上高の回復には至らなかった。
■ディナーレストラン業態
・全体的に客足が好調で、売上高は100.6%と6カ月連続して前年を上回っている。
■喫茶業態
・業態売上高は100.5%と前年を上回ったが、季節商品が奏功した店もあれば、悪天候や商業施設の集客減等で苦戦した店もあり、明暗を分けた。
4月は、前年より休日数が1日少なく、また、第1週の週末には “爆弾低気圧”が日本の広い範囲に暴風や大雨をもたらし、FRや持ち帰り米飯・回転寿司、アイスクリーム等の業態に影響したが、全体客数は102.0%と前年を上回り、全体売上はほぼ前年並みの99.7%となった。
<業態別概況>
■ファーストフード業態
・全体売上は99.7%とほぼ前年並みであった。洋風は、客単価が下がり、売上高は97.6%と前年を下回った。
・和風は、客単価が下がったものの、客数が108.3%と大幅に増加、売上は5カ月ぶりに前年を上回り106.6%となった。麺類も客単価が落ちたものの、出店効果などで引き続き好調に推移した。持ち帰り米飯・回転寿司は、比較的高単価の花見需要が3月に前倒しとなり客数が減少、売上高も前年より3ポイント下回った。その他は荒天と低気温の影響でアイスクリームが不調、売上高は97.5%にとどまった。
■ファミリーレストラン業態
・全体売上高は99.7%とほぼ前年並みであった。洋風は、休日数減及び月初めの悪天候の影響が大きく、客数、売上高ともに96.9%となった。和風は引き続き堅調であったが、中華は、9ヵ月ぶりに前年を下回る売上高となった。焼き肉は、引き続き客足が好調で売上高は109.4%となった。
■パブ・居酒屋業態
・全体売上高は97.5%と前年を下回ったが、パブ・ビヤホールは繁華街での回復が目立ち好調、売上高は102.8%となった。一方、居酒屋は、天候不順の影響もあり売上高の回復には至らなかった。
■ディナーレストラン業態
・全体的に客足が好調で、売上高は100.6%と6カ月連続して前年を上回っている。
■喫茶業態
・業態売上高は100.5%と前年を上回ったが、季節商品が奏功した店もあれば、悪天候や商業施設の集客減等で苦戦した店もあり、明暗を分けた。