マルゼン厨機株式会社・担当者ブログ

　業務用の冷凍冷蔵庫のメーカー福島工業がこの度、Ｕ＆Ｔシリーズとして新世代業務用冷凍冷蔵庫をモデルチェンジ発売しました。
　環境対策に取り組むうえで大切なことは省エネです。今回の機種は従来と比較して消費電力をおよそ２５～最大５０％ダウンすることに成功しました。その理由は、高効率の蒸発器を採用し・ＤＣファンの構造や形状を見直しすることでした。また凝縮器モーターの新樹脂フレーム設計により省エネと静音性も向上しました（静音化は約３０～６０％です）。
　そして今回の変更では、入れ替えのことを考え省スペース設計を心がけ従来機種の巾からおよそ１０ｍｍ少なくした機種もあります。（６００・７５０・１５００・１８００タイプ）その分、立体的に考え高さを３０ｍｍ高くし庫内の冷却ユニットを薄型に変更することによって実有効内容積をＵＰしました。
　外観もより使いやすいニューデザインとなり抗菌対策もされて柔らかなフォルムとなりました。


　福島工業製　冷蔵庫　ＵＲＤ－４０ＲＭ
　　　１２００ｘ８００ｘ１９５０　１０８８Ｌ　単相１００Ｖ
　定価￥９６４，９５０－　　販売価格￥２８９，５００－

　このビトルボはガスオーブンと電子レンジの複合機です。新型の熱源供給構造とマイクロウェーブを組み合わせたインプロードシステムにより食材内部の加熱と表面焼き上げを同時に行うことを可能にしました。
中と外と同時に加熱していくことで当然ながら従来の５倍近い速さで短時間調理が出来ます、例えばチルドハンバーグ１００ｇを従来のオーブンで焼くと１０分程度かかっていましたがビトルボで焼くと２分で出来ます。その上マイクロウェーブ加熱を抑えて、外側からしっかり加熱すると美味しさを損なわず、旨みを封じ込め歩留まりまでよくなりジューシーに仕上げることが出来ます。
　また立ち上げ時間も大幅に短縮できました。電熱式オーブンで２０分くらいかかっていた準備が、ビトルボでは電源を入れて１０数秒で４００℃まで達してしまいます。
　この機械はマイコン制御なので３０種類のメニューのプログラム登録ができます。そして１品あたり３段階のステップ調理も可能ですので幅広いメニューに対応可能です。
　１００席くらいの中規模レストランにも充分対応できますのでこれを機会に是非導入の検討をしてみてはいかがでしょうか？

今日はタニコーの高速オーブン「ビトルボ」のご紹介です。この機械の特徴は何と言っても「４００℃の熱風」で高温調理が出来ることです。従来のオーブンは３００度までの温度設定しか出来ませんでした、そのためより高温が必要なグリル料理には向かず、本格的な美味しいオーブン料理を提供するには焼き物器を導入するしかありませんでした。ビトルボがその問題を解決しました。かつてない４００℃の熱風を新型熱源供給構造による強力加熱で実現することが出来ました。

　タニコー製　ビトルボ　THCO－４００MG
６５０ｘ６００ｘ４８０　ガス１５A－１５．１ｋｗ
　　　　　　　　　　　電源１００V－１．４５ｋｗ
定価￥８３７，９００　　販売価格￥６５９，９００（税込）

　今日は６月８日で北海道を除いて全国的に梅雨入りしたそうです。朝晩はまださほどではないですが、昼間は場所によっては真夏日を記録しているところもあるようです。
　そこで、飲食に携わる方々が一番気をつけなければいけないことは「食中毒」ではないでしょうか？高温多湿の厨房にそのまま長時間食品をさらしたりしたら大変なことになります。冷凍庫・冷蔵庫の温度管理をしっかりしてください！
　この時期からマルゼン厨機にも急に「冷蔵庫が冷えない」とか「製氷機の氷の出来が悪い」といったサービスコールが増えます。まず電話する前にコンデンサーのフィルターが綺麗に掃除されているか確認してください。
ほとんどの機械が空冷式ですので外気が急に暑くなるこの季節フィルターが詰まっていると冷却能力が極端に落ちます。コンプレッサーにも負担がかかりますし電気代も増えます。店舗内のエアコンを含めて冷却機器のフィルター清掃はくれぐれもコマ目にお願いします。
コマ目にやればお湯でサッと流せば汚れが落ちますよ。